「怖いアニメを見たいけど、ただ驚かされるだけの作品では物足りない……」
そんな人におすすめしたいのが、見終わったあとまで恐怖が残るホラーアニメです。
今回は、心霊現象や都市伝説、猟奇的な事件、心理的な恐怖など、さまざまなタイプの恐怖を味わえる作品を10本紹介します。
特に後半には精神的にキツい作品も登場するので、ホラーが苦手な人は要注意です。
10位『ダークギャザリング』
Ⓒ近藤憲一/集英社・ダークギャザリング製作委員会

過去の出来事をきっかけに引きこもりになっていた主人公・幻燈河螢多朗は、ある日、霊を引き寄せる特殊な瞳を持つ少女・寶月夜宵と出会います。
夜宵は悪霊に連れ去られた母親を探しており、螢多朗も霊媒体質を克服するため、2人は協力して心霊スポットを巡ることに。
本作の面白さは、単なる心霊ホラーではなく、悪霊を捕獲して別の悪霊と戦わせるという独特のバトル要素にあります。
一方で、ホラー描写はかなり本格的。
悪霊の異様なビジュアルやスプラッター描写、悪霊が生まれた背景にある胸糞の悪い逸話など、話が進むほど恐怖が増していきます。
特に危険度の高い悪霊は、トラウマになりかねないほど強烈な恐怖描写が待っています。
「幽霊とのバトル」という設定に油断していると、普通に怖い作品です。
9位『整形水』
©2020 SS Animent Inc. & Studio Animal &SBA. All rights reserved.

幼い頃から自分の外見に強いコンプレックスを抱えていた主人公の前に、どんな顔にも変えられるという謎の「整形水」が届きます。
それを使えば、自分の手で理想の顔を作り出すことができる。
主人公は整形水によって新しい人生を手に入れようとしますが、次第に周囲で不可解な出来事が起こり始めます。
本作が恐ろしいのは、単純な怪物や幽霊ではありません。
外見へのコンプレックス、誹謗中傷、ルッキズム、格差など、人間社会に潜む欲望や醜さそのものが恐怖として描かれています。
さらに刺激的な描写も多く、物語が進むにつれて別方向から恐怖が襲ってきます。
「本当に怖いのは人間なのではないか」と思わされるタイプのサイコホラーです。
8位『怪異と乙女と神隠し』
©ぬじま・小学館/「怪異と乙女と神隠し」製作委員会

都市伝説や怪異が実在する世界を舞台に、作家志望の緒川菫子と同僚の化野蓮が、街で起こる不思議な事件に巻き込まれていきます。
本作はコミカルな雰囲気を持ちながらも、都市伝説や呪物を題材にしたサスペンス要素が強い作品です。
若返ることができる呪いや、雨の日に現れる怪異など、さまざまな怪異が登場。
恐ろしいだけではなく、どこか奇妙で不気味、それでいて妙に印象に残る怪異たちが本作の大きな魅力です。
コミカルな場面との落差もあり、油断しているところにゾッとする展開が入ってきます。
7位『アラーネの虫籠』
© 2023 Saku Sakamoto / zelicofilm,LLC All Rights Reserved

不穏な事件や心霊現象が続く巨大集合住宅。そこへ引っ越してきた大学生の凛は、奇妙な体験をきっかけに、建物に隠された謎へと迫っていきます。
本作の特徴は、タイトルからも分かる通り、「虫」を題材にした独特の恐怖表現。
作中には、見た者に災いをもたらすとされる「心霊虫」が登場し、物語の不気味さをさらに際立たせています。
虫が苦手な人にとっては、かなり厳しい作品でしょう。
さらに関連作品では、エグさ・怖さ・不気味さがさらに強烈になっているため、苦手な人は注意が必要です。
6位『岸辺露伴は動かない』
©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ作品。
ただし、本編のような派手なバトルアニメを期待すると少し違います。
本作は、奇妙な現象や怪異に巻き込まれた人々を描くサスペンス・ホラーです。
基本的には1話完結型で、妖怪や神、怪異など、人間の力ではどうにもならない存在が登場します。
そして恐ろしいのが、怪異を力ずくで倒すのではなく、起きてしまった現象をどうにか切り抜けるしかない展開。
「世にも奇妙な物語」のような不気味さと、『ジョジョ』独特の世界観が融合しています。
心理的にじわじわ追い詰められるタイプの恐怖が好きなら必見です。
5位『コープスパーティー』
©Team GrisGris/5pb. コープスパーティー製作委員会

ホラーゲームを原作とした、本格的な残虐ホラー作品。
文化祭の後、怪談好きの生徒たちは「幸せのサチコさん」というおまじないを行います。
しかし、それはかつて殺人事件が起きた天神小学校へと繋がる呪いの儀式でした。
異空間に閉じ込められた生徒たちは、脱出を目指して行動します。
ところが、待っているのは怪異だけではありません。
残虐描写が非常に強く、登場人物たちが次々と悲惨な目に遭っていく展開が本作の特徴です。
特にアニメ版は、救いのない展開と衝撃的な結末によって、かなり重い後味を残します。
「怖い」だけでなく「見ていて精神的にキツい」作品を求めている人向けです。
4位『裏世界ピクニック』
©宮澤伊織・早川書房/ DS研

ある日、主人公の紙越空魚は「裏世界」と呼ばれる異世界への扉を発見します。
そこで出会った仁科鳥子とともに、2人は裏世界へ足を踏み入れていくことに。
本作は、都市伝説やネットロアを題材にしたSFホラーです。
タイトルからは穏やかな作品に見えますが、実際にはかなり危険。
裏世界には、人間には理解できない存在や危険な怪異が潜んでいます。
さらに、空魚と鳥子の関係には百合的な要素もあり、「都市伝説×SF×ホラー×百合」という独特な組み合わせが本作ならでは。
一見変わった作品に見えて、危険な場面ではしっかり恐怖を味わわせてくれます。
3位『オカルティック・ナイン』
© Project OC9/Chiyo st.inc.

主人公たちは、公園の池で大量の遺体が発見された不可解な事件の真相を追っていきます。
やがて事件の裏側には、想像を超える巨大な秘密が隠されていることが明らかになっていきます。
『STEINS;GATE』などと同じ科学アドベンチャーシリーズの作品で、オカルトと科学、ミステリーが複雑に絡み合う構成が特徴。
そして本作には、かなり強烈なホラー描写も登場します。
突然差し込まれるショッキングな映像や、トラウマになりかねない怪異描写は、本作の大きな見どころ。
さらに物語全体に張り巡らされた伏線が一本につながったとき、それまで見えていた世界が一気にひっくり返るような衝撃が待っています。
2位『見える子ちゃん』
©泉朝樹・KADOKAWA刊/見える子ちゃん製作委員会

何の変哲もない女子高生・四谷みこは、ある日突然、異様な姿をした化け物が見えるようになってしまいます。
しかも、その化け物はどこにでも存在していました。
しかし、みこは決して見えていることを悟られないように、必死に「見えていないふり」を貫きます。この設定が本作最大の面白さ。
化け物から逃げるのではなく、目の前にいる恐ろしい存在を無視し続けなければならないのです。しかも化け物のデザインがかなり不気味。
みこが恐怖を必死にこらえる表情とのギャップも強烈で、ホラーなのに笑える独特の作品になっています。
ただし、ギャグだけではありません。
身近に潜む怪異や謎、そして少しずつ明らかになっていく恐怖もしっかり描かれています。
1位『屍鬼』
(c)小野不由美・藤崎竜/集英社・屍鬼製作委員会

そして1位は、『屍鬼』。
外場村という小さな村で、不可解な死が次々と発生するところから物語が始まります。最初は偶然の連続に思えた死。
しかし、被害者たちには共通点があり、さらに夜中に現れる謎の引っ越し業者や、原因不明の異変が重なっていきます。
村で何が起きているのか。その謎を追っていくうちに、すべての点が一本につながり、村に隠された恐ろしい真実が明らかになります。
そして『屍鬼』の恐ろしさは、単なる怪物退治では終わらないところ。
物語が進むほど、**「正義とは何なのか」「悪とは何なのか」「人間と怪物の違いは何なのか」**という重いテーマを突きつけてきます。
最初は「怖いホラー」だったはずなのに、気づけば自分ならどちらの立場を選ぶのかを考えさせられる作品へと変わっていく。
表面的な恐怖だけでなく、見終わったあとまで考えさせられる作品です。
まとめ
今回は、夜に見ると寝られなくなりそうなホラーアニメを10作品紹介しました。
- 屍鬼
- 見える子ちゃん
- オカルティック・ナイン
- 裏世界ピクニック
- コープスパーティー
- 岸辺露伴は動かない
- アラーネの虫籠
- 怪異と乙女と神隠し
- 整形水
- ダークギャザリング
ホラーといっても、心霊、都市伝説、グロテスク、サスペンス、心理的恐怖、人間の怖さなど、その種類はさまざまです。
特に『コープスパーティー』や『屍鬼』は重い展開が多いため、苦手な人は注意してください。
あなたが「これは怖すぎる」と感じたホラーアニメはありますか?
記事内の画像などの著作権、肖像権は全て各権利所有者様に帰属いたします。 内容に関しましても各権利所有者様や第三者に不利益がないよう細心の注意を払って制作しております。

